北海道でおすすめの接待ゴルフ場は札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース

ゴルフ場の名前

札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース

おすすめ理由

最近はゴルフで接待する機会が少なくなってきましたが、それでもゴルフ場によっては相変わらずリクエストの多いコースもあります。

いまではお金を出すとメンバーじゃなくても入場できるコースが大半ですが、やはり名門と呼ばれるメンバーコースはビジターだけのラウンドができないところもあります。そんなコースをセッティングすると喜ばれますし、なによりも「廻る機会がなく初ラウンドだよ」と最大級の感謝をされることになります。

ここで大事なことは「良いスコアで廻ってもらい気分良くお帰り頂く」という、こちらではどうしようもない欲求を満たす必要がないことも特筆できます。なにせ名門コースですから、難易度が高くても「自分の腕が未熟」と素直に認めてくれて、「コース整備が悪い!」なんて癇癪を起こす人はいません。

私が接待に使うのは北海道の名門コース「札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース」です。社団法人格を持った草分け的なクラブで、しかもコースは毎年ANAオープンが開催されるトーナメントコースです。

ゴルフ好きの人なら数々の名勝負が繰り広げられたコースとして知らない人はいませんし、また憧れのコースでもあります。ただし「輪厚」は会員じゃないと予約が取れないばかりか、会員同伴じゃないとプレイもままなりません。

そんなコースで接待ゴルフですから、「なんだ輪厚かぁ」なんて人にお目にかかったことはありません。高い敷居のコースらしく猫の額ほどの駐車場があって、そこはお抱え運転手が時間少し前に待機する場所で、自家用車を停めている人はメンバーの医者か弁護士くらいのものです。

接待用の車でスルスルと玄関前につけ、荷物を降ろし車を停めて受付を済ませ身支度を整えたら2階のレストランでコーヒータイムです。ここで大事な打ち合わせをします。輪厚は1番10番のティが隣り合わせで、しかもグリーンが近いため大声が厳禁です。

ティアップは接待客からお願いしますが、決して大げさなジェスチャーのセレモニーはできませんし、「ナイスショー!」みたいな掛け声は出せませんので、事前にご了解をいただいておきます。この「お願い」がまさに名門らしい雰囲気となって気分が高揚してくるようです。

北海道は18ホールスループレーが基本ですからハーフの待ち時間はなく、輪厚もトーナメントプレイヤーと同様のラウンドですし、立派な練習場はありますがクラブ選手でもなければスタート前に練習場を使う人は少ないことも伝えます。

スタート時間の20分ほど前に2階から見下ろすティグランド近くにマイバックが移動していることを確認して、階下へと下りていきティグランド後ろでパッティングの練習をします。あとはスタートを待ち平然とショットを打ちコースへと出ていくわけです。

できればANAオープンが終了したすぐ後のラウンドがおすすめです。特別なコネがないとスタート時間はとれませんが、予約が入っていればトーナメントを見ていて感情移入できている状態でのラウンドですから接待は大成功になります。しかも普段は80台でラウンドしている人が90台後半になると「もう一度チャンスを」と相手側から、接待の要求が来ること間違いなしです。

接待は継続していくお付き合いこそが目的ですから、まさに願ったりかなったりのコースと言えます。


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