自社も取引先も接待といいながらもゴルフを楽しみたいという純粋な気持ちがないわけではありません。逆に人によっては取引先との関係強化よりも自分がゴルフを楽しみたいと思って参加する方、スコア第一で参加したいという方もいるわけです。
そこで重要なのが自社、取引先ともに参加者のプロファイル管理です。まずは属性。どういった姿勢でゴルフに取り組んでいるのか、どれくらいの腕前なのか、住まいはどこなのかなどです。
そのうえでゴルフ場選びに入ります。まず何と言ってもロケーションです。特に重視しないといけないのは取引先の参加者の住まいとゴルフ場が極端に遠くないことが大事です。これについては自社側の上役に一言断ってでも先方を優先させるべきです。
次にゴルフ場の性格です。アスリート向きのタフなコースを選ぶのか、オーソドックスなコースを選ぶのか、はたまた距離は短くて狭くてもトリッキーなコースを選ぶのかといったところです。
いずれの性格のゴルフ場を選ぶにしてもコースメンテナンス、管理に関してはしっかりできているゴルフ場が適していると考えられます。これも最低限のマナーになりますので。どんなゴルフ場でもメンテナンスができていないと気持ちよくラウンドできかねない可能性があります。
次にはラウンド後の懇親会の会場やお風呂、昼食のメニューもチェックしておくべきです。
接待ゴルフとはいえ、ラウンド後のお風呂は必ず入ります。ここであまりきれいでないお風呂は得策ではありません。また、昼食、懇親会ともに食事の質も重要です。せっかくの懇親の場が軽食や昼食で台無しになるのはあまりいいものではありません。
ここまでいろいろな条件を付けてきましたが結論、自分が幹事を行うのであれば、自分自身の目で事前にコースをチェックしておくことが一番でしょう。
今はインターネットの口コミもかなり充実していますのでまずはインターネットの公式サイトや口コミ情報、さらには先輩方の情報をもとにいくつかに候補を絞り込み、自分で下見を兼ねてラウンドすることが一番の得策です。
きっと、数をこなしていれば、良しあしは自分の目で確かめられるはずなのですから。そのうえで自社の内部で接待ゴルフの会場を決定するというプロセスが一番間違いのない手法だと思われます。
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