しかし、営業職能、そうでなくても社会人である以上いつ、接待ゴルフの幹事を務めることになるかわかりません。
ここではテクニカルなことよりも心構えをご紹介したいと思います。
まずは「おもてなしの心」をもって企画、運営、事後のお礼まで行うことです。
接待ゴルフというとあくまで得意先や取引先とのゴルフです。関係強化、関係深耕のためとはいえ、この「おもてなしの心」がない以上は当初の目的は果たせないばかりか逆効果に陥ることもあります。ですから何と言っても重要なのは幹事である主体者の企画から運営、事後のお礼になってくるわけです。
この「おもてなしの心」をもって、企画するとなると次には社内の調整です。ゴルフとなると基本的には上司や役員クラスが先方と実施したいという意思を示すからこそ実施に移行するものです。
さあ、ここからが問題です。初心者となるとゴルフそのものにも触れたことがないという若者も多いことでしょう。ですからまずは社内の先輩方、もしくはスポーツスクールなどに通って最低限のゴルフのノウハウは知っておくべきです。
ゴルフ場で幹事がゴルフ初心者ではうまくいくものも行かなくなってしまいます。ですから最低限、幹事をするためにスコアとしては100前後までの上達、ゴルフウェアも社会人としてふさわしいものの準備、そしてゴルフのルールの熟知までは必要でしょう。
ゴルフというスポーツは何と言っても人間の素の姿がうつしだされやすいとよく言われています。幹事がゴルフ初心者であたふたしているようでは正直言って接待先にも会社として恥ずかしいものです。
最低限の連取、そしてラウンドさえこなしていれば、いかに接待ゴルフといえどもそれなりの対応は可能なはずです。
わたしは幸いなことにむかしからゴルフをたしなんでいたので接待ゴルフをはじめて幹事として務めたときにはゴルフ場の予約から案内状の作成、当日の段取り、お礼まで一通り滞りなくこなすことができました。
もちろん、先輩社員のアドバイスや確認を経て実施したものでス。今後もビジネスの中では接待ゴルフが消えることはないと思います。日本の文化に根付いていて、さらにマッチしています。
まずは自分で接待ゴルフの幹事を経験してみることが肝要です。
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