沖縄県でおすすめの接待ゴルフ場は琉球ゴルフ倶楽部

ゴルフ場の名前

琉球ゴルフ倶楽部

おすすめ理由

エメラルドグリーンの海が魅力的な沖縄では、宿泊先のホテルの部屋も「オーシャンビュー」はワングレードアップと同様の料金が設定されています。実はゴルフ場も同じように海が見えるコースはハイグレードと言われています。

いわゆるシーサイドコースと言われる海浜コースは魅力的ですが、沖縄の場合には地形や風の影響もあり、接待ゴルフの場合には海を見下ろしたコースが喜ばれます。できればサンゴ礁が透きとおる海を見下ろすコースを予約できると、満足度の高いラウンドができるはずです。

沖縄ではリゾート開発が進んだバブル期に高額な造成費をかけたコースがたくさんできましたが、崩壊後はリゾート地の贅沢なコースを維持していくことは難しく、ジャケット着用でしか入れなかったハウスは、半ズボンで利用できるようになっているところもあります。

接待で使うのであれば、「名門クラブ」で一定の格式を持ったコースがおすすめです。もちろん沖縄のラフな生活様式がありますので、かりゆし(沖縄風のアロハシャツ)が正装ですので、首都圏ほどの面倒さはありません。

そんな沖縄の名門と言えば、最初に浮かぶのは「琉球ゴルフ倶楽部」です。那覇空港が島の西側にありますが、琉球ゴルフ倶楽部は東側にあります。一瞬「遠いなぁ」と思うでしょうが、実は車で30分くらいの距離にありますので、かなり那覇中心部からでも近いコースと言えます。

琉球ゴルフ倶楽部と言えば女子プロトーナメントの開幕コースとなっていて、毎年「ダイキンオーキッドレディース」が開催されています。女子プロ人気NO1の宮里藍ちゃんが出場する試合としても注目度は抜群で、ゴルフファンであれば試合の中継やニュースは見ていることでしょう。

できることなら沖縄での接待にはこの琉球ゴルフ倶楽部を使いたいものです。ただ、このコースを利用する婆には、気をつけなくてはいけないことがいくつかあります。そのひとつがスタート時間です。

沖縄は18ホールスループレイですから、午前中のスタートは7時から9時までの2時間、あとは昼からの12時から午後1時半までの1時間半です。仮に8時半頃の最高に喜ばれる時間を予約できたとしましょう。

ホテルの朝食を食べてくることができますし、ラウンドは4時間半もあれば廻ることができますので午後1時ころには上の階のレストランで昼食をとることができます。接待にとっては好都合で、食事が終わったらそのままホテルに帰り一休みして、また国際通り界隈で夜の街へと繰り出すことができるわけです。

でも那覇の中心地は朝7時から路線バスのための交通規制が入っていて大渋滞です。しかも空いている路線に入ると専用車線で一発アウト!で切符を切られてしまいます。ですからホテルで食べられる朝食は我慢してでも、かなり早めに出発した方が安全です。

あとトップスターとしか取れなかった場合です。渋滞に巻き込まれることはありませんが、暗い時間帯に受付を済ませてまだ星が出ていても薄明るくなったらスタートすることもあります。沖縄の日の出は東京よりも1時間遅いため、季節によっては暗い時間ってわけです。

ちなみにダイキンオープンは3月初旬ですが、沖縄の桜が綺麗な2月でセッティングすると7時15分くらいが日の出ですので、スタート時間が空いているからと言っても注意が必要です。

コースは全体的にフラットですし、特にスタートホールは圧迫感がなく沖縄のゴルフ場を満喫できます。5人乗りのカートで移動し、しかもキャディ付きですので接待にはもってこいの会話も楽しめるコースです。

ただトーナメントに関心のある人を接待するのであれば「西・東」の18ホールを希望すると思います。ここは27ホールあってトーナメントで使用されているコースを希望されるでしょうが、実は日本全国から集まってきたプレイヤーはみんな同じリクエストをあげているわけです。

そこで、もし南コースが入るようであれば、素直に「9ホールはトーナメントで使用されているコースで、あとの9ホールはここで唯一眼下にオーシャンビューが楽しめるシーサイドコースです」と伝えましょう。

実はコースのレイアウトや難易度からすると「南コース」は3コースの中でトップだと思います。ただ開幕の女子プロの試合には西と東を使っているということで、見劣りすることは絶対にありません。

でも接待される側としては「トーナメントコースで」と言われたら、大会で使用しているコースを廻ると思うでしょうから、なるべく早めに違うことを伝えた方がいいと思います。ちなみに時期にもよりますが希望通りの予約は無理だと思います。

この琉球ゴルフ倶楽部で一番喜ばれるのは意外にもクラブハウスです。もちろんコースのグレードやコース内に点在するガマ(洞窟)なども興味深いとは思いますが、吹き抜けのロビーから上階にあがる階段には歴代のオーキッド女王のキャディバッグが展示されています。

なんとも珍しい光景で、知らず知らずにレストランまで上がっていくことになります。ロビーからは長い階段は2階になりますが、実質は3階なのでバッグの見ごたえも十分です。ただラウンドが18ホールスループレイなので、食事は軽く済ませて街に繰り出すのが沖縄では一般的ですので、アフターゴルフはホテルに戻ってからがおすすめです。


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